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ほろ酔い可憐ちゃん
〜サボテンの花編〜

作 雄一さん


「お兄ちゃ〜ん・・・うふふふふ・・・」
すりすりすりすり・・・・・
「・・・・可憐・・・」
まずった・・・まさか可憐がこんな風になるとは・・・


数十分前・・・・
「あーお兄ちゃんお酒飲んでる」
「ん?悪いか?」
「ううんそう言う訳じゃないけど・・おいしそうに飲むなぁ・・・って」
「飲むか?」
「・・・・ちょっとだけ・・」
可憐は台所からコップを持ってくると俺の前に出す。
俺はそのコップにワインを少し注ぐ。
まあこれ位なら酔うこともないだろう・・・・
「ん・・・なんか変な味・・・」
「大人の味って奴だ・・・もういいだろ・・」
「・・・もうちょっと飲んでみる」
「おいおい・・・」
可憐は一気にグラスを傾ける。
わずかに残っていた赤い液体が可憐の口の中に消えていく。
「・・・・なんか・・好きになれそう・・」
「おいおい未成年がそういうこと言うなよ」
「うふふふ・・もう一杯もらっちゃおうっと」
「・・・・ほどほどにしろよ」
「うん」


数分前・・・
「お兄ちゃん・・・だーい好きぃ・・・えへへへ」
「・・・・」
「聞いてるぅ〜?」
「ああ・・きいてる・・」
止めればよかったかな・・・
可憐は顔を真っ赤にしながら俺の寄り添ってくる。
例えるなら咲耶のおねだりモードという感じだ・・
「可憐ねぇ・・・お兄ちゃんとずっとずっとずーと一緒にいるのぉ・・お墓まで一緒なんだからぁ」
「はいはいはい・・」
「うー・・・その返事・・愛がないぃ・・」
「・・・・・」
「うふふふ愛してるぅ・・・お兄ちゃん・・」
かなり酔ってきたようだ・・・。
グラスのペースもかなり速くなっている・・



現在・・・・
「おにいたまぁ・・愛してるぅ・・・」
「・・・・」
「身も心もおにいたまの物なのぉ・・・・」
「・・・・・」
「可憐・・おにいたまの奴隷なのぉ・・・」
「おいおいおい」
「うふふ・・・おにいたまぁ・・・可憐をた・べ・て(はあと)」
「はあ・・・」
かなり幼児退行しているようだ・・・
お兄ちゃんからおにいたまに変わってるし・・・
しかも「白雪を食・べ・て」状態になってるし・・・
・・・・これはこれで可愛いかも・・
普段はおしとやかな可憐だがお酒が入るとかなり大胆になるらしい・・


十分後・・・・
「なんかぁ・・・熱くなっちゃった」
「・・・ほら・・もういいだろ・・・早く寝なさい」
「やーだぁ・・・えーい脱いじゃえぇ!!」
「いい!!脱ぐんですか?」
俺がそう言い切る前に可憐はパジャマを脱ぎ始めた。
あっという間に下着姿の可憐が姿をあらわす。
「むふふふふぅ・・・」
「おいおいおい・・もういいだろ可憐・・・ほら早くパジャマ着て・・」
「い・や」
「いやって・・・」
「おにいたまっ!!」
どさ!!
「おわ!!」
可憐は俺に抱きつくとそのまま俺を押し倒す。
これって・・・もしかしてピンチ?
結構やばい状況か・・・
「おにいたまぁ・・・可憐がリードしてあげるぅ・・」
「いいっ!!」
「ねえねえ見てぇ・・・・可憐の胸・・・大きくなったんだよぉ・・」
そういうと可憐は俺の頭を胸に当てる。
・・・・例えるなら未熟な色気というのだろうか・・・
小さいながらもその胸は柔らかかった・・。
ボディソープの香りが鼻をつく・・。
その匂いに酔ってしまいそうだ。
「うふふふ・・おにいたま・・・」
・・・・なんかすごく心が安らぐ。
例えるなら・・・そう・・・母親に抱かれるって言う感じだ・・
こんな状況にもかかわらず俺は腕を可憐の背中に回す。
「おにいたまぁ・・・?」
「可憐・・・もうちょとこのまま・・・」
「いいよぉ・・・おにいたまの好きにして・・」
俺は腕の力を強め可憐を抱きしめる・・・
可憐の胸の感触が寄り身近に感じる。
しばらくそのままでいると可愛い寝息が聞こえてきた。
どうやら可憐が眠ってしまったらしい。
そりゃああれだけ飲めば・・・
俺は可憐にパジャマを着せ抱き上げると可憐の部屋に運んだ。
「おにいたまぁ・・・」
可憐が寝言で俺を呼ぶ。
「・・・今日はなんか得したな・・・ありがとう・・可憐・・」
俺は可憐をベッドに寝かすと唇にキスをする。
今日のお礼だよ・・・可憐・・・・・なんか心がものすごく落ち着いた・・・
お休み・・・可憐・・・

 



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